こんにちは!しおはるです。
今回のテーマは「ほしい物リストを活用した節約術」についてです。
SNSやテレビで見かけた物に一目惚れして、物欲が抑えられずついつい衝動買いしてしまった経験はありませんか?
「いつも衝動買いが多くて節約できない」「欲しいと思って買ったけど結局使わず無駄な出費になった」という方は少なくないと思います。
以前、私は衝動買いの多い浪費家でした。
しかし、必要な物だけに囲まれて暮らすシンプルな暮らしを目指すようになり、物欲をコントロールする方法を身につけました。
物欲をコントロールする方法の一つが「ほしい物リスト」の活用です。
ほしい物リストを使うことで、衝動買いや無駄遣いが減りました。
この記事では、筆者が実践する「ほしい物リスト」の作り方や節約になる理由についてご紹介します。
・物欲を抑えたい方
・衝動買い、浪費癖を直したい方
・節約したい方
物欲はなぜ生まれるの?
はじめに、物欲が生まれる仕組みについて説明します。
物欲は欲しい物を手に入れたとき、脳から「ドーパミン」という神経伝達物質が分泌されることが原因だそうです。
物欲が繰り返し起こる仕組みは次の通りです。
ドーパミンは別名「幸せホルモン」と呼ばれ、行動する上で必要なやる気を促進し、幸福感をアップさせる物質。
欲しい物を自分の物にできた幸福感を脳が覚え、同じ幸せを求めて物欲は繰り返し生まれるのです。
物欲がなぜ収まらないのか知っておくと向き合い方が変わりますね!
物欲とうまく付き合うには”ほしい物リスト”が効果的
前章では、物欲が繰り返し起こる仕組みについて説明しました。
欲は人間の本能です。
欲がもたらすやる気や幸福感は生きる上で必要な刺激ではありますが、毎回物欲に正直に買い物をしていてはお金は貯まらないでしょう。
買い物好きにとって物欲を完全に無くすことはそう簡単ではないため、コントロールできるようになることが得策だと考えます。
物欲をコントロールできる方法として、今回紹介するほしい物リストは作り方も使い方もとても簡単にできます。
やり方はたったの2ステップ。
- スマホのメモ帳アプリにほしい物を書く
- 時間を置いてから買うかどうか判断する
たったこれだけです。
メモ帳アプリはスマホに標準搭載されているアプリをおすすめします。
紙のノートやメモ帳は持ち運びや管理に手間がかかるため、常に手元にあるスマホに記録した方が継続できます。
私はシンプルに箇条書きにしています。
ほしい物リストに記載したら、一定期間は放置しましょう。リストに書いただけでも案外満足します。
ある程度時間が経ったところで再度メモを見ます。
変わらず欲しかったら買い、欲しくなくなっていたらリストから消します。
以上のように「リストに書く→放置→購入可否を判断→消す」を繰り返すだけです。
私は安く手に入りやすいセール期間に見直すことが多いです!
ほしい物リストが節約になる3つの理由
私は欲しい物リストを活用するようになってから、無駄な出費が減りました。
また、満足度の高い買い物ができるようになりました。
「リスト化」と「時間を置く」行為が節約につながる理由は3つあると考えています。
-
時間を置くことで衝動買いを防げる
- 下調べできるため買い物の失敗が防げる
- リスト化することで優先度を決めることができる
ひとつずつ解説していきます。
①時間を置くことで衝動買いを防げる
前章で解説した通り、「欲しい」と思った瞬間は脳の影響で興奮状態にあります。
「欲しいと思って買ったけど、愛着が湧かなかった」という経験をされた方も多いのではないでしょうか。
これはドーパミンの減少によるもの。
ドーパミンは「何かに期待をするとき」に最も多く分泌され、次第に減っていくそうです。
以上の理由から時間を置くことで、興奮状態から冷静さを取り戻すことができます。
気分が落ち着いてから改めて見返してみると「別に必要ないな」と思うことが多いです。
②下調べできるため買い物の失敗が防げる
買うまでに時間を設けると、その商品について下調べを入念に行うことができます。
調べてみると、思わぬデメリットやもっと他に良い物を見つけることがあります。
より安く手に入る方法を見つけることもできるでしょう。
私は以下の観点で想像したり、調べたりして放置時間を過ごしています。
- 使いこなせるか
- もっと良い物はないか
- 口コミはどうか
- デメリットはないか
- 安く手に入れる方法
しっかり下調べをして購入した物は、愛着がわき長く使い続けている物が多いです。
また、同じ物でも自分が納得してから購入した方が、買った時の幸福度も高いと考えています。
一方、下調べをして買わないと判断した物を「やっぱりあのとき買っておけばよかった」と後悔したことはなかったように思います。
③リスト化することで優先度を決めることができる
ほしい物を一つにまとめると、自然と優先順位を考えます。
5個くらい溜まると「こんなに一度に買えないな…」と冷静になります
優先度が低い物は結局は買わない決断をすることが多いです。
買い物の数が減り、節約につながっています。
まとめ
以上、物欲をコントロールし、衝動買いを減らす「ほしい物リスト」の活用方法と節約になる理由について解説しました。
- スマホのメモ帳アプリにほしい物を書く
- 時間を置いてから買うかどうか判断する
- 時間を置くことで衝動買いを防げる
- 下調べできるため買い物の失敗が防げる
- リスト化することで優先度を決めることができる
ネットショップの浸透により、場所や時間を選ばず気軽に買い物ができるようになりましたね。
「欲しい」と思った物がすぐ手に入る環境下で生活しているからこそ、「本当に欲しい物」と「無くても平気な物」を整理して無駄な出費を減らしていきましょう。
ほしい物リストはお金も手間もかからず、いつでも気軽に始めることができるのでぜひ取り入れてみてください。