こんにちは!しおはるです。
今回は「狭い部屋に住む理由と快適に暮らすコツ」です。
私は以前「住む部屋は広い方が開放的で良さそう」と思っていました。
しかし、一人暮らしを始めて10年ほど経った今ではあえて狭い部屋を選んで住んでいます。
それは、今まで4回引っ越した結果、狭い部屋の方が「お金と時間が増える」ことに気づいたからです。
狭い部屋でも、窮屈さを感じることなく快適に暮らしています。
今回は、私が実感した狭い部屋に住むとお金と時間が増える理由と、狭い部屋でも開放的に暮らすコツについてご紹介します。
・引っ越しを考えている人
・節約したい人
・今の部屋が手狭だと感じている人
狭い部屋で暮らすとお金と時間が増えた理由
私は狭い部屋を選んだことで、お金と時間が増えました。
考えられる理由は次の通りです。
- 家賃を安く抑えられる
- 光熱費を安く抑えられる
- 掃除の時間が減った
- 家具や物を買うことが減った
ひとつずつ解説していきます。
①家賃を安く抑えられる
家賃を決める要因の一つに物件の広さがあります。
広ければ広くなるほど家賃は高くなる傾向にあり、同じマンションのワンルームでも10畳と6畳では、6畳ワンルームの方が家賃は安いです。
私は11畳5畳の1LDKから9畳4.5畳にサイズダウンして月8,000円ほど安くなりました。
ひと回り狭い部屋に引っ越したことで、年間96,000円の節約です。
家賃は生活費の中でも大きな割合を占める固定費なので、少しでも安く抑えられると助かりますよね。
私は手狭な部屋を選んだことで固定費を抑え、自由に使えるお金が増えました。
家賃は物件の広さ以外にも「立地(駅からの距離等)」や「築年数」によって変わってきます。
②光熱費を安く抑えられる
狭い部屋で暮らした方が、冷暖房の効果をすぐ実感しやすいと感じています。
低い温度設定でも部屋全体が充分温まるため、最近の電気・ガス代の高騰があっても月2,000円ほど安く済んでいます。
空間が大きくなればなるほど、冷暖房に必要なエネルギーが多くかかり光熱費が高くつきます。
また、狭い物件は必要な照明器具やコンセントの数も少なくなるため、電気の契約アンペア数自体が低く基本料金が安い場合が多いそうです。
③掃除の時間が減った
部屋が広いと掃除や手入れする場所が多いので、手が行き届かない場所もあるのではないでしょうか。
狭い部屋は単純に面積が少なく、家具や物を多くは置けないためホコリがたまる場所が少ないです。
そのため、床全体の掃除機や雑巾がけの時間が短く済むようになりました。
稼働時間が少なくなったため掃除機の電気代も抑えられていると考えています。
③家具や物を買うことが減った
狭い部屋は空間が限られているので、大きな家具をたくさん置くと圧迫感を感じてしまいます。
また、収納スペースも少ないため必要以上に物を買わないようになりました。
人には「空間があると埋めたくなる」習性があるそうです。
空間が広くスペースに余裕があると、殺風景な感じがして家具や物を置いてしまいがち。
しかし、狭い部屋はスペースが限られているので最低限の物で充分です。
また、狭い部屋に引っ越すタイミングで断捨離をすると、持ち物を少なくすることができます。
持ち物が少ないと物の管理も楽になるので、掃除の負担が減ったり、探し物をする無駄な時間がなくなりました。
狭い部屋でも開放的に暮らすコツ
前章では、狭い部屋で暮らすメリットについて解説しました。
今まで部屋は広い方が良いと考えていた方も、狭い部屋の魅力を感じていただけたのではないでしょうか。
一方、「狭い部屋のメリットは分かったけど、荷物が多くて自分は住めない」「とはいえ狭いと住み心地は悪そう」と感じている方も少なくないはず。
私も以前はそう考えており、収納の多い広い部屋を選んでいましたが、実はコツさえ分かれば誰でも狭い部屋で心地よく暮らすことができるのです。
今回は私が実践しているコツを3つ紹介します。
- 使っていない物は手放す
- 余白を意識した家具やレイアウトにする
- 明るいカラーで統一感を持たせる
ひとつずつ解説していきます。
①使っていない物は手放す
部屋に窮屈さを感じるのは、間取りの広さではなく単純に荷物の量が多いことが要因です。
間取りに対して、物を適正量にすると部屋はすっきりして圧迫感も感じなくなります。
私は部屋のサイズを小さくする際に断捨離を行い、持ち物の半分以上を手放しました。
断捨離をしてもうすぐ1年ほどになりますが、手放したことで後悔した物は今のところありません。
無くて困る物は案外少ないのです。
断捨離は、部屋が広くなる以外のメリットもあるのでぜひトライしてみてください。
②余白を意識した家具やレイアウトにする
家具を置けば置くほど空間が狭く感じるのは、壁や床が見えなくなるためです。
壁や空間に余白を作ることで開放的な見た目になります。
余白のある家具とは「背の低い家具」「抜け感がある家具」「脚が細い家具」です。
家具の向こう側の壁や床が見えるため、家具を置いても圧迫感を感じにくくなります。
また、家具の配置も「抜け感」を意識してみてください。
部屋に入ってから窓まで真ん中の空間をあけるようなレイアウトにすると、視線が窓までまっすぐに通り抜けるため部屋全体が明るく広く感じられます。
③明るいカラーで統一感を持たせる
家具やインテリアにおすすめの色は「白」です。
白は「膨張色」と言われ広がって見える色。そのため光を反射して部屋全体を明るく、広く見せてくれる効果が期待できます。
白以外にもベージュもおすすめです!温かみのあるナチュラルな空間になります。
また、たくさんの色を使ってしまうと、散らかった印象になり圧迫感が出てしまいます。
ベースは白やベージュの「膨張色」、寒色系や暗い色といった「収縮色」はアクセントとして取り入れると良いです。
まとめ
以上、狭い部屋を選ぶメリットと快適に暮らすコツについて解説しました。
- 家賃を安く抑えられる
- 光熱費を安く抑えられる
- 掃除の時間が減った
- 家具や物を買うことが減った
- 使っていない物は手放す
- 余白を意識した家具やレイアウトにする
- 明るいカラーで統一感を持たせる
私は広い部屋から手狭な部屋に引っ越す際に「後悔するかもしれない」と考えていました。
しかし、実際に住んでみると狭い部屋にはたくさんのメリットがありました。
住み心地の良さは部屋の広さに関係ないと実感しています。
新生活を始める方や今の生活を変えたい方は、自分が気持ちよく過ごせる空間づくりの参考にしていただけるとうれしいです。