こんにちは!しおはるです。
今回のテーマは「食費の節約」です。
食費は生活費の中でも比較的大きな割合を占めています。
物価上昇が続く中、食費を節約したいと考えている方は多いのではないでしょうか。
食費の節約と言うと食べる量や回数を減らすような我慢を想像しがちですが、食費はちょっとした工夫で満足感を下げずに出費を抑えることができます。
この記事では、筆者が食費の節約のために心がけていることをご紹介します。
・無理しない食費の節約術を知りたい方
・なかなかお金が貯まらないと感じている方
一人暮らしの平均的な食費と物価指数の推移
はじめに、一人暮らしの平均的な食費について見ていきましょう。
総務省の家計調査によると2022年の単身世帯の食費平均は「39,069円」でした。
平均額には、自炊用の食材以外のお弁当やお惣菜、飲料、外食費が含まれています。
過去5年間の食費平均は以下の通りです。
次に、食料の価格動向を消費者物価指数を元に見ていきましょう。
以下のグラフも自炊用の食材以外のお弁当やお惣菜、飲料、外食費が含まれています。
過去5年間を見ると食費平均はほぼ横ばいで推移しています。
一方、物価は上昇傾向であることが読み取れます。
この結果は多くの人が日々の物価高を実感し、食費を抑える努力していることが推測できます。
わたしは平均対比41%の月平均16,000円で、食費で生活をしています。
節約は意識しつつも、1日3食摂り量を極端に少なくすると言った我慢はしていません。
食費を月16,000円に抑える方法
わたしが食費を抑える上で心がけていることは次の通りです。
- 外食の回数を決め、自炊メインの生活にする
- 献立を固定化する
- コスパの良い食材を選ぶ
- レシピ通りに作ろうとしない
- 作り置きや冷凍保存しておく
- 外出時に飲み物を買わない
- 買い物は回数と買う物を決めてから行く
- 行きつけのお店や通販を使い分ける
- 支払いはポイントが貯まる方法にする
ひとつずつ解説していきます。
①外食の回数を決め、自炊メインの生活にする
月16,000円の内訳は以下の通り、自炊の割合が多いです。
食費を節約するためには、自炊メインの生活にすることが大切です。
外食やテイクアウトは材料費の他に人件費、光熱費などの原価や利益を考慮しているため、値段が高く付けられています。
そのため外食やテイクアウトは回数や予算をあらかじめ決めておくと節約につながります。
わたしはなるべく外食は月2回まで、テイクアウトは2,000円までと決めています。
また、外食はなるべく価格帯の安いモーニングやランチを利用しています。
しかし、年末年始や年度末などの外食が多くなる月は調整が難しい場合もあるでしょう。
その際は「気分が上がる外食」は気にせず参加し、増えてしまった分は翌月に調整します。
③献立を固定化する
毎日献立を考え、買い物に行っていませんか?
買い物の頻度が多くなると、「ついで買い」が増えるので気づかないうちに出費が多くなります。
献立を固定化すると、効率的に食材のまとめ買いができるようになります。
買い物の回数と余計な物を買う回数が減り、食費の節約につながります。
また、節約以外のメリットもあります。
・効率的に調理できるようになり時短になる
・栄養バランスを整えることができる
外食やテイクアウトが多いと塩分や脂質を摂りすぎてしまい、肌トラブルが多かったです…
献立の固定化は自分に合ったものにしましょう。
曜日ごとに献立を決めたり、使う材料だけ固定して味付けを工夫する等、無理なく継続できる内容にしてください。
「食事は楽しく」が満足感を下げない上で一番大切です!
③コスパの良い食材を選ぶ
安くてすぐ食べられて体に良い食材やレシピを取り入れると、自炊のハードルを下げ、自炊が長続きします。
納豆や豆腐など調理が不要な食品を用意しておくと便利です。忙しい時でも外食やテイクアウトに頼らなくて済みます。
また、一年中値段があまり変わらない安い食品や旬の食材を選ぶとより食費を抑えることができます。
④レシピ通りに作ろうとしない
本やインターネットのレシピを参考に調理する方は多いと思います。
レシピ通りに作ろうとして、買った食材や調味料が思ったより高かったり、使い切れずに破棄してしまった経験はありませんか?
レシピありきで献立を組み立てると、レシピに書いてある食材がその日に安いとは限りません。
わたしは冷蔵庫内の材料や、WEBチラシ等を活用してスーパーで安くなっている食材を見ながら献立を決めるようにしています。
また、家にある食材や調味料で代用します。多少レシピの材料が変わっても、満足度はあまり下がりません。
レシピありきの調理は買い物の回数や食品ロスが増え、節約につながりにくいです。
あるもので代用してみると、新しい発見ができて楽しい気分で食事できますよ!
⑤作り置きや冷凍保存しておく
買った食材を一度に使い切ろうとはせず、別の日に使えるように作り置きや冷凍保存しています。
事前に下準備をしておくと食品ロスが減るだけではなく、調理の時短になります。
例えば、そぼろを多めに作って別日にうどんや丼に使用したり、肉や魚を下味冷凍しておくことで同じ食材でも気軽に別の献立が楽しめます。
野菜もカットされたものは割高になるので、丸々1つ買うようにしています。
漬物など日持ちする常備菜にしたり、使いやすく切ってフリーザーバックに入れて冷凍保存することで、腐らせずに食べきることができます。
冷凍した方が栄養価が高くなる食材もあるので積極的に冷凍しています!
⑥外出時に飲み物を買わないようにする
外出時はマイボトルを持参し、飲み物を買わないようにしています。
例えばペットボトル1本150円、毎日購入したとすると月4,500円も飲み物代がかかることになります。
また、飲み物だけ買うつもりがつい別の物を買ってしまうこともあるでしょう。
買い物に行く頻度を減らすことは節約につながります。
家でお茶を作ったり、ペットボトルをまとめ買いしておけば1回数円〜数十円で済みます。
喉を潤すだけの飲料は、家から持参するようにしましょう。
カフェは「過ごす時間」に目的を持って利用しています。
⑦買い物は回数と買う物を決めてから行く
わたしは買い物は週末のみと決め、それ以外の日は買い物に行かないようにしています。
回数を決めることで、家にある物を使い切る習慣がついたり、ついで買いが減りました。
また、買い物リストを作ってから出かけることで、家にある食材を把握することができます。
必要な物のみ買うようになるため食費節約につながりました。
前章でお伝えした献立の固定化と合わせて行うと、必要な食材をある程度固定化できるため、食費のコントロールもしやすくなります。
日にちは近所のスーパーの特売日に合わせて決めると良いでしょう。
買い物リストはスマホのメモ帳アプリを使っています。
⑧行きつけのお店や通販を使い分ける
わたしはスーパー、青果店、通販サイトを使い分けて買い物しています。
わたしは各店の強み(何が安いか、どんな特徴があるか)を把握して、「安いものだけを安い店で集中して買う」という方法をとることにしています。
節約において価格の安いスーパーを選ぶことは大切ですが、時間の使い方も意識しましょう。
無理して遠くのお店を選ぶと交通費がかかり節約効果が見られなかったり、余計な労力がかかり長続きしません。
わたしは居住地を決める際に近場に安いお店がある場所を選ぶようにしてます。
また、コンビニは定価で販売しているため、スーパーや青果店より割高です。
そのためコンビニには行かないようにしています。
⑨支払いはポイントが貯まる方法にする
なるべく現金払いは避け、ポイントの貯まるクレジットカードや二次元バーコードの決済を取り入れています。
貯めたポイントはそのまま買い物に使えるため、実質タダで食品を手に入れることができます。
ポイントで支払うことができる飲食店も多いため、高くなりがちな外食費を抑えることも可能です。
わたしは楽天市場をよく利用するため、楽天カードと楽天Payを中心に使っています。
楽天ポイントはスーパーやドラックストア、飲食店など多くの実店舗で使用することができます。
貯めたポイントは積極的に使うようにしましょう。貯めたままにしても節約になりません。
「少量の物を買うときにポイントを使う」や「2,000円分のポイントが貯まったらお米を買う」のように使うタイミングと目的を決めておくことがおすすめです。
一方でポイントを貯めるための買い物はしないようにしましょう。
「ポイント5倍デー」のようなポイントキャンペーンに誘惑されて、ポイントのために不要なものを購入すると余計な支出が増えてしまいます。
まとめ
以上、1ヶ月あたりの食費が16,000円のわたしが実際に行っている食費の節約術について解説しました。
- 外食の回数を決め、自炊メインの生活にする
- 作り置きや冷凍保存しておく
- 献立を固定化する
- コスパの良い食材を選ぶ
- レシピ通りに作ろうとしない
- 外出時に飲み物を買わない
- 買い物は回数と買う物を決めてから行く
- 行きつけのお店や通販を使い分ける
- 支払いはポイントが貯まる方法にする
食費節約の基本は自炊です。
自炊経験がほとんど無い方や苦手な方は、「ご飯だけ炊くようにする」や「週2回の自炊から始める」のように小さく始めることをおすすめします。
無理ない範囲で自炊と外食を使い分けて楽しく食費を節約しましょう。